終の棲家を考える 施設編①

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【終の棲家を考える 施設編①】

あなたが人生の最期を迎える場所を選択するためには

まずは、どんな場所があるのかを知らなければなりません。

ですので、今回から

「終の棲家を考える」シリーズとして

あなたにはどんな選択肢があるのかを

お伝えしてきます。

まず、第一弾として

私が働いている

老人保健施設

についてお伝えしていきます。

介護とは無縁の生活をしていると

老人保健施設

と言われてもピンとこないでしょう。

老人保健施設とは一体どんな場所のなのでしょうか?

老人保健施設とは

よく、「老健」と呼ばれています。

老人保健施設=老健 です。

老人保健施設は

病気や怪我などをきっかけに介護が必要になった高齢者が

自立できるように支援することを目的としています。

簡単に考えるならば、

在宅に帰るための施設です。

どんなサービスが受けられるの?

在宅へ帰る為の施設なので

主に、リハビリがメインです。

自宅へ帰った時に、

トイレに行けるように、

お風呂をなるべく自分で入れるように

ご飯を自分で食べられるようになど

リハビリを行います。

また、

栄養管理、食事、入浴、排泄のケアに至るまで、

入所者さまが生活していくにおいて必要なケアの全てを

24時間行います。

どんな人が入れるの?

介護保険で介護認定を受けた人が入ることができます。

介護認定を受けていない人

→介護の必要がない人はこの施設に入れません。

介護認定を受けていて、

その中でも、在宅に帰る意思がある

もしくは

次の行き先が決まっている方であること

さらには、

病状が安定している方

が条件な場合が多いです。

これは一般的な話ですので、

その施設において条件は微妙に違います。

基本的に、ずっと入所することはできません。

あくまでも、自宅へ帰るためのリハビリの場所です。

3ヶ月から長くても半年で、退所しなければなりません。

病状が安定しているとは?

病状が安定しているというのは

どのような状態を指すのか?

具体的には

・重度の床ずれ(褥瘡)がない

・重度な高血圧や貧血などがない

・末期のガンがない

などが挙げられます。

医師や看護師も常駐していますが、

基本的にはリハビリが目的ですので、

老健で最期まで過ごすことはできません。

しかし、私は老人保健施設で看取りを行ってます。

老人保健施設の中でも、

最期まで過ごすことができる施設があります。

それが、

介護療養型老人保健施設です。

介護療養型老人保健施設とは?

老人保健施設とは

在宅へ帰るための施設です。

しかし、

介護療養型老人保健施設は

老人保健施設と比較して、看護師が多く在中しており

病気がやや重度でも受け入れ可能になります。

そして、

看取りにも対応しており、

最期まで過ごすことができます。

ここが、老人保健施設との大きな違いです。

(次回以降にお伝えしますが、)

特別養護老人ホームでは断られることがある

吸痰(痰を機械で吸引する処置)や

胃ろう(胃ろうについての説明はこちら)が

あっても受け入れてくれる場合が多いです。

ですので、終の棲家としての選択肢に

介護療養型老人保健施設が入るのです。

終の棲家として介護療養型老人保健施設を考えるために

【介護療養型老人保健施設のメリット】

・看護師が比較的多く在中しているので、

病状がやや重度でも対応してくれる。

・夜間も看護師が勤務しています。

・看取りケアも可能なので、最期まで入所できる。

(3ヶ月という縛りはない)

【介護療養型老人保健施設のデメリット】

・老人保健施設よりも、入所費用が高額になる場合がある

・薬が施設負担のため、高額な薬は使うことができない。

(施設長の裁量にもよるが)

・介護認定を受けなければ入所することができない。

・全国的にも軒数が少ない。

・医師は24時間在中していないので、

経験不足の看護師が対応している施設は対応がに不安が残る。

参考材料の一つにしてみて下さいね。

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