在宅で最期を迎えるために必須な5要素とは

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【在宅で最期を迎えるために必須な5要素とは】

「どこで最期を迎えたいですか?」

という質問に対し、

自宅で最期を迎えたいと思っている方は約50%

だという統計が出ています。

(参考:康生労働白書より)

しかし、実際在宅で亡くなられる方は

全体の12%のみです。

死に場所労働白書

家の掃除や買い物、食事の準備など 

理想と現実に大きくギャップがあると感じますね。

ちなみに、福祉国家といわれるスウェーデンでは

在宅で亡くなられる方は約51%

とされています。

実際、現場で看護師として働いていても

在宅で最期を迎えるためには様々な条件が一致

しないと難しいと感じています。

在宅で最期を迎えるために必須な5条件

その条件とは、

1,本人の意志

2、介護力

3、訪問診療医

4,訪問介護

5,訪問看護ステーション

この5つの条件が揃えば在宅での看取りが可能となります。

最近は、3訪問診療医 4訪問介護,5訪問看護ステーション

が増えてきているので問題は少ないですが

一番の問題は2介護力ですね。

介護力とは

介護力とは、

介護する力のことで、

介護する方(家族の場合がほとんど)の

介護に充てられる時間や体力、認知力、介護しようとする意欲

が挙げられます。

どんなに他の条件(本人の意志、訪問診療医、訪問看護、訪問介護)が揃っていても、

介護する家族にその意志がなかったり、

介護する家族も高齢で介護する力がないことがあります。

また、家族が若い場合は働きに出ている場合が多く、

介護のために仕事を辞めると収入が減るので

なかなか簡単には仕事をやめられないケースもあります。

また、介護というのはゴールが見えません。

例えば、後3ヶ月だけとわかっているならば

辛くてもがんばれますが何年続くかわからなければ

なかなか頑張れないものです。

最近では、一人暮らしの高齢者も増えてきているので

そもそも介護してもらう人がいない

というケースもあります。

先に、介護力についてお話しましたが、

他の条件についてもみていきましょう。

訪問診療医とは

病気になると、患者さんが病院に行き

医師に診察してもらうのが一般的ですが

訪問診療は自宅に医師が診察に来てくれます

なので、病院に行けない状態でも医師の診察が受けられます。

また、その病院によっては

往診といって、定期受診ではなく、

急に具合が悪くなり医師に診てもらいたい時にも自宅に来てもらえる

サービスを行っているところもあります。

基本的には、自宅から16キロメートル以内の病院から選ぶことになっていますが

その範囲内に訪問診療医がいない場合はその範囲外の病院を選択できます。

訪問介護とは

自宅に来て、介護を受けることができます。

訪問介護は大きくは2つに別れていて、

・生活援助(家の掃除や買い物、食事の準備など)

・身体介護(入浴の介助、排泄介助、食事介助など)

です。

訪問看護ステーション

看護師が自宅まで来て看護します。

熱や血圧を測ったり、

自宅で点滴をしてくれたり(医師の指示で)

床ずれや傷の処置や最期亡くなった時のケアなど

をしてもらえます。

自宅で最期を迎えたいと考えているならば

24時間対応してくれる訪問看護ステーションを選ぶと良いでしょう。

これらのサービスを上手く組み合わせることで

介護力が少なくても、訪問介護サービスで補うこともできますし、

病状が悪化したときでもすぐに対応してくれる医師や訪問看護ステーション

があれば家族も安心できます。

自宅で最期を迎えたいと思っているあなたは

ご自身の周りの病院や訪問サービスについて今のうちから

調べておくと良いですね。

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