あなたは看護師に向いていない

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【あなたは看護師に向いてない】

卒業を後半年となり、

就職先の病院もほぼ決まっていたある日

看護学校の先生に言われた言葉。

「あなたは国家試験には受かると思う。

でも、あなたは看護師に向いてない

当時の私はそれを言われて、

その言葉の意味がわからなかった。

しかし、働いて5年ほど経って

ようやくその意味が解った。

経験するからわかることがある

はっきり言って

看護師の仕事は忙しい。

残業も多いし、夜勤もある。

そのくせ、休みの日は勉強会などもある。

だから、

いかに効率よく仕事をするか。

を大事にしてきた。

でも、年月が経ち

ただ業務を遂行すれば良い

ということではない。

ということに気がつきはじめた。

どんなに注射が上手くても

どんなに知識があっても

それ以上に必要なものがあるような気がする。

(もちろん、技術も知識も向上させようとしない人は問題外だが)

相手の心に触れる

それは、

相手を理解すること。

看護師の仕事は

患者さまだけが対象ではない。

患者さまとそのご家族のケア

人によってはそのケアの比率は

50対50

のことだって大いにある

そんな中で

相手の頭の中を知りたいと思い、

相手の心を理解しようとしなかったら

ただの押しつけケアになる

相手を良くしたい。

相手を知りたい。

その気持ちが大切なのだ。

ご家族と一緒に泣いてしまう私

最近、ご家族の話を聞きながら

話を聞いている看護師の私が

一緒になって涙を流してしまうことがある。

それが、いいことなのかは分からないが、

ご家族が

心の奥底に溜まっている本当の思いを話してくれた時。

ご家族と患者様とのいい思い出だけでなく、

辛かったこと、それを乗り越えた経緯を話してくれた時

ご家族の不思議な行動が実は、その根底には患者様への

愛があるとわかった時

そうやって、

相手の思いを知るからこそ、

その思いを叶えるために看護師の私ができる

お手伝いをしたいと思える。

今だから感謝できる

学生の時に言われた言葉

「あなたは看護師に向いてない」

この言葉を言われなかったら

きっとこの言葉の意味を私は探そうとはしなかっただろう

当時は

卒業間近にそんなこと言って何を考えているんだ?

と思っていたけど

経験を通してやっとその意味がわかる

だからこそ

今は、その言葉を言ってくれた先生に感謝している。

※ちなみに、今日は柚子風呂の日^^

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