あなたが延命治療の選択を迫られる4つの状態とは?

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【あなたが延命治療の選択を迫られる時の4 つの状態とは?】

あなたが「終活」「エンディングノート」を記入する際に

ほぼ100%の確率で記入することになる

「延命治療」についてですが、

そもそもあなたは延命治療ってどんなものなのか

答えることができますか?

医師や看護師といった医療関係者であれば

すぐに答えることができるでしょうが、

医療や介護に普段から携わっていない場合は

難しいかもしれませんね。

しかし、書店で売り出されているエンディングノートを見ても

延命治療が具体的にどういったことなのかが

具体的に分かりやすく説明してあるものは

多くはありません。

ということで、

今回は延命治療についての具体的なお話をしていきたいと思います。

延命治療の選択を迫られる時あなたはどういった状態になっているのか?

人が人生の最期を迎える時期のことを

「終末期」(しゅうまつき)と言います。

延命治療の選択を迫られる状態とはこの終末期の時のことです。

日本救急医学会は、

終末期を

「妥当な医療の継続にもかかわらず死が間 近に迫っている状況」と定義しています。

そして、次の四つのいずれかを指す、としている。

①不可逆的な全脳機能不全(脳死診断後や脳血流停止の確認後)と診断された場合
②生命が新たに開始された人工的な装置に依存し、

生命維持に必須な臓器の機能不全が不可逆的であり、

移植などの代替手段もない場合

③その時点で行なわれている治療に加えて、

さらに行なうべき治療方法がなく、

現状の治療を継続しても数日以内に死亡することが予測される場合
④悪性疾患や回復不可能な疾患の末期であることが、

積極的な治療の開始後に判明した場合

としています。
「妥当な医療の継続にもかかわらず死が間近に迫っている状況」

つまり、

その病気に対して適切な治療を行い続けても、

死が間近に迫っている状態です。

①不可逆的な全脳機能不全と診断された場合とは?

つまり、脳死です。

脳死とは、

脳の全ての機能が死んでいる状態です。

心臓は動いていますが、

自分で呼吸ができない状態で、人工呼吸器を使用します。

人工呼吸器

これが人工呼吸器です。

②人工的な装置に依存し、生命維持に必須な臓器の機能不全が不可逆的であり、移植などの代替手段もない場合

人工的な装置とは、

・人工呼吸器

・人工栄養

・人工心臓と補助人工心臓

・人工肝臓、人工心臓

を指します。

「生命が新たに開始された人工的な装置に依存し、

生命維持に必須な臓器の機能不全が不可逆的であり、

移植などの代替手段もない場合」とは

人工呼吸器などの人工的な装着しなければ、生命維持ができないくらい

生きていく為に必要な臓器がもう治らない状態であり、

移植などの代わりの手段もない場合です。

簡単に言うと、

心臓や肝臓など人が生きていく為に必要な臓器が

治る見込みが完全にない状態です。

③その時点で行なわれている治療に加えて、さらに行なうべき治療方法がなく、現状の治療を継続しても数日以内に死亡することが予測される場合

現在行われている治療以上の治療はなく、

その治療を続けていても数日以内に亡くなることが予測される場合です。

④悪性疾患や回復不可能な疾患の末期であることが、積極的な治療の開始後に判明した場合

悪性疾患とは、俗に言う「がん」です。

がんの治療を開始したが、そのがんがもう治ることのない末期である

と判明した場合

③、④は言葉通りだったので、わかりやすかったかもしれません。

想像してみて下さい。

あなたが、これら4つの場面で

意識がはっきりし、認知症がない場合はあなた自身が自分で最期はどうしたいのか

を医師やご家族に伝えることができます。

しかし、意識がもうろうしていている場合や

認知症だった場合はどうでしょうか?

その判断は、ご家族に委ねられるのです。

では、あなたが延命治療の有無を決めるために

それらの治療がどのようなものなのかを具体的に見ていきましょう。

ちなみに、

私は全ての人工的的な装置を否定しているわけではありません。

なぜなら、それは場合によって違うからです。

場合によってと言うのは、

例えば、人工心臓の場合

心臓が上手く機能していないが、その他の部分は健康で

認知症などもなく、年齢も比較的若い場合。

人工心臓を付ければ、それからの人生をまだまだより良く生きることができるのであれば、

私は人工的な装置をつけても全然いいと思います。

しかし、

認知症が進み、寝たきり状態。

人工心臓をつけてもベッドの上で寝かされているだけの状態

言葉を発することもできず、笑うこともない。

このような状態で人工心臓をつけることに私は疑問を感じます。

実際このような状態では、手術に耐えられる体力はない場合が多いので

人工心臓をつけることにはならないケースが多いような気がします。

というように、様々なケースがあることを覚えていて下さい。

ですので、ここでは

あなたが終末期になった時で、さらに自分で自分の意見を言えなくなった時

(意識がもうろうとしていたり、認知症になってしまった)

という場合について説明していきます。

次回は、具体的に人工呼吸器や人工栄養はどのようなものなのか

お伝えしていきますね。

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